狐の嫁入りって知ってます? [不思議な話]
なにも、そんな格好で言わなくても^^;。
あつおくん、よっぽど眠たいんですね。
自然現象?
ワタクシの母が戦時中、埼玉県に疎開していた話をしましたが、戦中戦後の日本には、まだまだ不思議な出来事があったんですね。
以前、このブログでも狸に化かされた駐在さんの話を書きましたが、今度は狐です。
みなさんは、狐の嫁入りってご存知でしょうか?
地方によっては天気雨のことをそう呼ぶところもあるのだそうですが、今回、話に出てくる狐の嫁入りは超常現象です(^^)
X-ファイルですね( ̄ー ̄)
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狐の嫁入りというのは、山の稜線や野原の果てに、数kmにも及ぶ灯火の列が見えることを言います。
ワタクシの母や祖母が見たものは、荒川の対岸の土手を静々と進む提灯行列で、長い時は1里(4km)にも及んだそうです。
その灯りの列は、まるで行進しているように上下に揺れ、しずしずと進んでいくのだそうですが、列が短くなることはなく、やがてすーっと消えてしまうんだそうです。
母や祖母の話では、この現象はごく当たり前のことで、正体や原因はわからないけれど、現象自体は取り立てて珍しいものではないという口ぶりでした。
まるで蜃気楼が起きるメカニズムをうまく説明できなくても、蜃気楼自体は不思議なことではないというのと同じかもしれませんね。
昔から、狐火と言われるくらい、狐と炎は密接な関係にあります。
きつねは尾をこすると火が起こすことができて、暗い夜道はその灯りで歩くんだとか、狐の息は燃えるだとか、人骨に火を灯すことができるとか、とかく色々言われがちです。
あの、もっふもふのしっぽだったら、火はわからないですけど、かなりの静電気は起きそうですけどね(^^)
土中のリンが、燃えるのだとか、水田に映った虫送りの火を見誤ったとかいろいろ原因は考えられているそうですが、はっきりしたことはわかっていません。
ただ確かなことは、戦後までは、ごく当たり前に語られていた狐の嫁入りも、昭和中期にはもうほとんど見られなくなったということです。
それだけ、人の生活が明るく便利になったからかもしれませんが、少しさみしい気もします。
やはり、夜の闇は限りなく暗く、恐ろしい物であってほしいと思うのは少しひねくれた考えですかね(^^)
さらに、結婚という概念も変わっていきます。
狐の嫁入りとは、ようは輿入れの行列のことです。
なんと、日本では明治の中頃まで結婚式という概念がなかったんですね。
それまであったのは、いわゆる祝言です。
祝言というのは、今でいうところの披露宴のことですね。
結構盛大にお祝いしていたようで、大きな祝言になると1週間位ぶっつつげでお祝いしたそうです。
昔の日本人はのんびりしていましたね、うらやましいです。
明治時代、皇族の方が神前式を挙げ、庶民が結婚式という儀式があるということを知ったんだそうです。
ですから歴史自体はとても浅いんですね。
そう考えると、生まれた時は神道、死ぬときは仏教、結婚するときはキリスト教というのも頷けますね。
もともと、結婚式にそれほどこだわりがなく歴史もないことから、祝うという意味合いだけで、おしゃれで豪華な西洋風の結婚式が受け入れられたんでしょう。
日本人の場合、形よりも祝うという本質が大事にされたんですね。
さらに、戦後の住宅難から、江戸時代のように大きな家に集まってお祝いすることが困難になり、公民館や公共の施設で結婚式や祝言を行う家も出てきます。
とどめは、東京オリンピック後、飽和状態になっていたホテルです。
一過性の観光客目当てで、雨後の筍のように建設されたホテルの新しい活用方法として、ホテルで結婚式という図式ができてきたんです。
なんと、ホテルでの式や披露宴と言うのは、昭和40年台に入ってからなんですね(・・;)
そうなると、もう輿入れの行列なんかとんと見かけることはありません。
ひょっとしたら、キツネたちも帝国ホテルや赤坂プリンスなんかで結婚式を挙げているのかもしれませんね、ゼクシイなんか読みながら……( ̄ー ̄)ニヤリ
おー、これは新説かもしれません!!
って、バカなことをいってると、また たなみちゃんにあきれられるんでこのへんにしておきましょう。
先日の赤いまたぐら……もとい、まくら。
今日はたなみちゃんが使っていなかったんで借りようとしたんですけど。
…………。
寝ているのに、爪をかけるとは……どんだけ大事なんですかね^^;。
たなみちゃんは、いつも午後に入るとお昼寝タイムに入るんですが、今日は興奮しちゃって3時くらいまで起きてました。
ですから、夜になってもよく寝ること(^^)
結局起きたのは、9時過ぎです(^^)
もっちゃんの気配に、ようやく気が付きます。
起きようかどうしようか、悩み中(^^)
結局、起きることにしたみたいですが、完全に寝起きです(-_-;)
まあ、猫も狐に負けないくらい不思議な話や伝説がいっぱいありますからね。
狐の嫁入り……古き好き日本では本当にあった自然現象なんでしょうね。
さて、本日もありがとうございます。
てんてん様もojioji様も、数少ない男性のお客様です。
細かいことは気になさらずに、がしがしと書き込んでくださいませ
m(_ _)m
ワタクシも、ガシガシコメントさせていただきます( ̄ー ̄)ニヤリ
不定期掲載になりました、今日の動画は待ち伏せが得意なたなみちゃんです。
被害者の証言を元に再現フィルムを作成しました(^^)
「人の生活が明るく便利になったからかもしれません」
夜がこんなに明るくなると
見なくて良いことも見えるようになって
逆に不便になる部分もあるように思いますね(^^;
by 藤並 海 (2015-03-24 01:46)
爆睡姿勢にあくびのすがたがたまらないです。
わんことはちがったにゃんこの柔らかさがあってなんだか萌え萌えです(^^)/
by isoshijimi (2015-03-24 04:34)
小さい頃は真っ暗でしたが、いまはどこでも明るい^_^;
いとこの家に行くと外は真っ暗でほしっ空がとてもきれいです。
真っ暗だと、自然現象が多そう・・・
by green_blue_sky (2015-03-24 05:50)
たなみちゃん、猫の嫁入りはどこで祝いたいですか^^?。
…世の女性の例に漏れずやっぱり豪華なホテルかにゃー。
きっと似合うから大丈夫だにゃー。
ウチの黒猫ノエルはもちっとやせないと豪華な背景に負けて
しまいます…(~_~;)。
by すーさん (2015-03-24 07:03)
狐の嫁入り、ほぉ~珍しい現象じゃなかったんですね(`・ω・´)
不思議なことが当たり前にあった時代、凄いなぁ~
突然出てくるたなみちゃんにビックリ!w
by デルフィー (2015-03-24 07:54)
狐の嫁入りはお天気雨だと思ってましたw
狐火はさすがに見たことないですねぇ
たなみちゃん、アクティブwww
ふくもこんな感じです♪
じゃらしでぐるぐる回っては腰が抜けておりますw
by りみこ (2015-03-24 07:55)
狐の嫁入り。にわか雨のことだとばかり思ってましたよ。
by mayu (2015-03-24 08:49)
狐の嫁入り、私も天気雨の事だとばかり思ってました^^;
昔は不思議な事は不思議な事として素直に受け入られてたような気がします^^
たなみちゃん、元気いっぱいで今日も可愛いですねぇ(^O^)
by ニッキー (2015-03-24 14:12)
あつおくん、かつての私の寝相と同じで親近感(^_^)
果樹園予定地で作業してたのでずかあまりの寒さ、寒風に室内に避難。お許しが出たので、
二十代の頃、ひとりテントを背負って、徒歩一時間以内で着く京都市内の山中でキャンプをしたことが。近場だし、軽い気持ち。
ところが夜になると、漆黒の闇。
曇っていたのか星も月も無し。
灯りはライターだけ(^_^;)。
テントの外で用を足すにも手探り。
一気に縄文人に戻りました。
とにかく恐い。
テントの中にいても、風の音や、カサカサとなる音がすべて恐怖として迫りました。謎の息の音、たぶん猪とか鹿とか野犬。ふーっふーっという音がテントのすぐ近くに迫ったときは、怖くて、大声で叱ったり。
夜があんなに長かったことはありません。
見晴らしのきかない森のなかというのもさいあく。
白み始めたときは心からホッとしました。
その後は、ひとりはやめて、当時の連れ添いか外人さんと一緒に出かけることに変更しました(^_^;)。
都市の明るい夜、怖いのはヒトばかり。
二尾の狐を去年、畑で見ました。笹原の中を揺れながら進む二本の尻尾はまさに炎のようでした。色も動きも。
月夜にあれを見たら、昔話の世界もうなずけます。
by ojioji (2015-03-24 15:08)
晴れた空に降る雨を見ながら「今日はキツネが大勢嫁入りしてるな~」と言ってました^^;
ニャンコは一度自分の物と決めたものは絶対返してくれません。
我が家でもテンピュール枕をこてつにとられました^^
by ゆきち (2015-03-24 17:59)
キツネの嫁入り、知ってますよ。
なぜ、超常現象をこのように呼ぶのか(嫁入りって何?)までは、よくわかりませんでしたが・・・。
by JUNJUN (2015-03-24 19:13)
こんばんは
たなみちゃん、寝ていても離さないくらいお気に入りなんですね♪
by 溺愛猫的女人 (2015-03-24 20:30)