運の良い人悪い人、運ってなに? [日記]
今日はずいぶんとポカポカ陽気でしたね(^^)
黒猫2匹は、温まりすぎた体をテーブルの上で冷ましていました。
このまま春満開、とは行かないようですけどね( ̄ー ̄)
運とはなんぞや
あまり自分のことを運がいいと言い切れる人は少ないのではと思うのですがどうでしょう?
ワタクシなんぞも、けっして運がいいとは思っていませんが、それでも今こうやって、まがりなりにも健康で生きていけるところを考えてみると運がいいのかもしれません。
でも、この運ってなんなのでしょう?
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運は実力で掴み取るものとか、努力次第で運は開けるなんて言葉をよく聞きますが、本当にそうでしょうか。
ワタクシは、ひねくれていますからあまりそうは思いません。
たしかに、ある程度成長した後でしたら、上でおっしゃるようなことも十分関係してくるのでしょうけど、運が大きく左右するのは生物が生まれてすぐのことではないでしょうか。
魚類や水棲の甲殻類は、たくさんの卵を産みますね。
マンボウなどは1匹のメスから3億個もの卵を産むと言われています。
しかし、実際はほとんどが卵の状態で捕食され、孵化できるものなど一握りです。
さらにさらに、成魚へと成長できる確立といえば多く見積もっても
0.0000003%くらいだと言われていますね。
これは、運以外の何ものでもないのではないでしょうか。
今、みなさまのお宅にいらっしゃる、にゃんず、わんず、かめさん達もそうです。
ペットショップであっても、知り合いから譲り受けたものでも、コンビニの駐車場で保護したとしても、そこには運が大きく左右しているはずです。
だって、あの子達は努力できたわけでも、実力があったわけでもないんですから……。
あの日、あの時、あるめぐり合わせから、出会うべき場所を訪れたから、あるいは知り合ったからこそ、今皆さんの横でお腹を出して寝転がっているのではないでしょうか(かめさんはお腹出しませんね)
そして、このめぐり合わせこそが運といえるものなのかもしれません。
このことは、ワタクシ達人間にも言えますよね?
「子は親を選べない」
なんて言ったら、ワタクシたちの世代でしたら親や先生に頭を引っぱたかれたでしょうが、残念ながら現在は良識ある大人ばかりではないようです。
一番の味方であり、頼るべき存在でもある親に命を奪われるなど、決してあってはいけないことですが、被害にあった子たちが努力でどうにか出来るのでしょうか?
成長して、無事親の庇護を離れ、一人立ちしたあとは運の要素はぐっと少なってきます。
努力したり、サボったり、その人の行動によって未来はざまざまに変化していきます。
運は実力で掴みとったものではなく、それは、単なる実力なんじゃないでしょうかね。
ところが、動物社会においてはこの運がずっとつきまとっているような気がするんですね。
ワタクシ、今はにゃんずブログを書いているわけですが、以前はわんずも飼っておりました。
その中にポメラニアンがいたんですけど、その子なんかは典型的な強運の持ち主だったのかもしれません。
まだ、ワタクシが20代の生意気なあんちゃんだった頃、知り合いの知り合いが離婚して旦那さんが山小屋の番人みたいなことして生活していたんです。
親子2頭のポメラニアンと、3匹のシャム猫と自由気ままな生活を送っていたようなのですが、ある時急死しちゃったんですね。
なにぶん、山小屋での出来事で発見されるまで時間がかかりました。
警察が発見した時、猫達は、お風呂場の窓から逃げてしまってすでに
おらず、ポメラニアンの子供の方は衰弱死しており、家が引き取った親犬だけが生き残った状態だったそうです。
親犬は動物愛護センターに引き取られており、知り合いから保護してくれるように言われたのですが、ワタクシの母が断れるわきゃありません(T_T)
車で3時間も掛けて、他県の動物愛護センターへ向かったんですけど、小型犬は大きめな檻にまとめて十数匹がいれられていました。
ワタクシが檻に近づくと、たくさんの子犬たちが自分を迎えに来たものだと、飛びついてはしゃぎます。
出来ることなら全部引き取ってあげたいと思いましたが、ワタクシにはそれだけの度量も勇気もありませんでした。
からみつく わんず達に心のなかで謝ってポメを探します。
件のポメラニアンは、皆から離れ檻のすみっこで震えておりました。
その後、何でか知りませんけど、愛護センターの職員から無責任な飼い方をしないようにお説教され、そのわんこを引き取ったわけです。
あとから関係者に聞いた話では、飼い主が死に餌がもらえなくなり、おそらく子供の方はいたずらに騒いで早く消耗してしまったのではないか、逆に親犬の方は飼い主の側でじっとうずくまっていたお陰でなんとか生きのびることができたのではないかと……。
このポメラニアンは、その後、母と一番仲良くなっていましたね(^^)
まあ、よく太って散歩に行くとよくチャウチャウと間違われていましたっけ( ̄ー ̄)ニヤリ
ちなみに、わざわざ保護しにいってあげたワタクシのことは大嫌いだったみたいです(T_T)
ね?この子なんてすごい強運だと思うんですよ。
この知り合いってのが、幼稚園の園長先生の娘さんですからねぇ。
ワタクシが大学辞めてたら知り合わなかったわけですし、ネコのサーシャとの取引がなければ、あのままお別れになっていたかもしれません。
ね?強運だと思いません?
ですから、今、みなさまの膝の上やソファの上で伸びきっている(かめさんは伸びませんが)子たちも、ものずごい強運の持ち主だと思うんですよ。
だって、わんずや、にゃんずや、かめさんの事が大好きで、大切にしてくれる人たちと巡り合うことができたんですからね(^^)
はい、本日も、ご訪問有難うございます。
ちょっと、私生活が忙しく、コメントの返信が滞ることがありますが、かならず拝見しておりますし、みなさまのブログへもスマホなどから訪問させていただきますのでご了承くださいませ。
さあ、春はもうすぐでございます。
元気を出していきましょう。
う~ん、もっとお金持ちの家に拾われたらよかったのかもしれないけどね^^;
おっとさんも、おっかさんも、たなみの事が大好きだからさ(^^)
自己の人生を否定してはいけないし、自分を嫌いなることもいけない。
自分を愛し、自己を知って前に進むのがよいということは聴きますが、ついつい、運とか、いろいろと考えてしまいます^_^;
寝台特急が消えるさびしい・・・
by green_blue_sky (2015-03-14 23:12)
人生は運とご縁で繋がって
それを大切にするかしないかで
将来が変わっていくのかもしれませんね(^^
by 藤並 海 (2015-03-15 00:54)
運=縁と言い換えることができるかもしれませんね。
by JUNJUN (2015-03-15 01:04)
確かに、ご縁って大事ですよね。
今ある自分も、いろんなご縁のつながりなのだなぁ、と
思うこと、しばしばです。
by morichan (2015-03-15 01:17)
どこからどう繋がるかわからないご縁とはホントに不思議ですね。
by デルフィー (2015-03-15 08:17)
山小屋で急死した方のお話、数年後の私のことかと思いました。
残される生き物たちの算段をしておかなくては。
いよいよとなれば、ふーちゃんが鍵を開けてくれるか。
ノルくんは私と運命を共にしそうな気が(^_^;)
運と努力、遺伝と環境、人生はどれかで決まるわけではなく、それぞれが絡み合っているのでしょうね、それを縁と呼んだり運命と呼んだり。
さらに進めて、人類全体をひとつの命・生命体と見れば、一人ひとりは細胞や細胞の中の物質のようなもの、そして、血液やそのなかのヘモグロビンの流れが運のようなもの、みたいなイメージが湧きました。だから、運は巡る。などとトンデモさんになってしまいました。
by ojioji (2015-03-15 08:24)
こんにちは
たなみちゃんは、田波ちゃんのことを世界一幸せにしてくれるお家を選んだんだよね(≧▽≦)
by 溺愛猫的女人 (2015-03-15 08:31)
たなみちゃん、やさしいお家にこれて良かったですね!(^^)!
by ちぃ (2015-03-15 12:30)
チャウチャウに間違えられちゃうくらい大きくなれて、ポメちゃんも幸せでしたでしょうね。
さて、クリむぎはどうかな!?
by isoshijimi (2015-03-15 13:25)
人も動物も、人生いろいろ。見渡せば理不尽なことばかり目に付き....ですね。...それを運というのか.....。
by mayu (2015-03-15 20:37)
こてつと遊びながらついつい問いかけてしまいます。
ウチの子になって幸せか?広い庭も豪華なごはんもないけれど、いっぱい遊んで楽しく暮らそう~それで許せ・・・と^^;
by ゆきち (2015-03-15 21:22)