SSブログ

早咲きの桜に見送られて [日記]

スポンサードリンク




1-IMG_20160225_103545

あつおくんのために、たくさんのコメント、nice!をお寄せいただき本当にありがとうございました。


おかげさまで、あつおくんは2月28日無事、荼毘に付すことができました。




カミングアウト

あつおくんとの別れ……自分でもあまりのショックの大きさにびっくりしてしまいました。


あつおくんの容体が急変したのは2月の21日でした。


後ろ足が立たなくなり、歩くことが困難になってしまったのです。


その2日ほど前から口の痛みから満足にごはんを食べることが出来ず、シリンジを使ってペースト状のごはんを与え、24時間ごと皮下輸液を行いました。


22日に病院に連れて行った時には、すでに腎不全の末期で先生からはどうすることも出来ない状態と告げられました。


半日、点滴で栄養を補給してもらったのち、最後の瞬間はわが家で一緒に過ごそうと連れて帰ったんです。


病院でも自分からゴハンをちょっと食べ先生をびっくりさせ、家に帰ってからも少量食べてくれました。


しかし、その後は水も受け付けなくなり、12時間ごとの輸液のみとなってしまいました。


23日の0時、体が火照るのかコタツから出てワタクシの方へにじってくるので、抱きあげて膝の上に。


そのまま、明け方の4時まで膝の上に軽くなったあつおくんの重さを感じながらいろんな思い出が頭をよぎりました。


20年の付き合いで、こんなに長く抱っこしていたのは初めてだと思います。


翌日、少しでもいろんなところを見渡せるようにと、あつ屋の2階を分離、1階の天井部分をベッドに改造して、ワタクシ達がくつろぐソファと同じ高さにしてあげました。

1-IMG_20160223_111115
ここからなら窓の外もお部屋の中も全て見渡せますね。


あつおくんは、ただ眠っているだけで呼吸も苦しそうではなく、時折おしっこをしてしまうと気持ち悪いのか小さく鳴いてワタクシ達に知らせてくれます。


最後までダンディーなあつおくんです。


この間、ブログでは何事もなかったように記事を更新していましたが、皆様を騙そうとしたわけではなく、またあつおくんが元気になってくれるのではと、まだ淡い奇跡を信じていたからです。


とにかく、じっとしていられなくて夜の間中、近所を歩き回ったりしていました。


途中、見かけた名も知らない小さな神社に、あつおくんの奇跡をお願いし、それでも、どうしてもダメだったらせめて苦しまずに逝く事ができるように手を合わせてきました。


翌、24日零時過ぎ、呼吸が少し荒くなり水を含ませましたが受け付けません。


そして、最後に大きく息を吐いたかと思うとそれっきり二度と動いてはくれませんでした。


ワタクシの大切な友人とのお別れの時でした。


鼻と口をくわえて息を吹き込み、心臓をマッサージしてもダメでした。


奥さんがあつおくんの名前を何度も呼び、心配そうに他の猫も寄ってきます。


でも、あつおくんがもう一度目を開けることはありませんでした。


神様は約束通りあつおくんが苦しむこと無く旅立てるように計らってくれたようです。


なんとか、あつおくんの最後をお伝えする記事を書いた後は何もする気が起きませんでした。


ところが、先日宅急便が来てなんと溺愛さまから、あつおくんへ花が届いたんです。

1-IMG_20160229_165741 (1)
若かりし頃のあつおくんと頂いた花束、溺愛様ありがとうございました。


溺愛さまとは、今年に入ってから年賀状をやり取りし始めたばかりのお付き合いだったので本当にびっくりすると同時に、あつおくんの事を思ってくれる人が他にもいてくれるんだと思い、慌てて自分の記事をチェックしたところすごい数のコメントが……。


そのどれもがあつおくんの事を想っていてくれてまたまた涙が止まりませんでした。


これから、お礼を兼ねてみなさまのブログへ訪問させて頂こうと思っているのです。


コメント以外にも、ゆうのすけ様ojioji様youyou_s様ゆきち様溺愛様、その他たくさんのブロガーさんがご自身の貴重な記事内にあつおくんの事を書いて頂いたおかげでたくさんの方が訪問してくれました。


改めてお礼を言わせてください。本当にありがとうございました。


今日はいろんな意味でカミングアウトするつもりだったんですが、ちょっと長くなりすぎましたね。


この続きはまた明日ということにします。


あつおくんは、足が立たなくなって実質3日、ゴハンが食べれなくなって1日半で旅立っていってしまいました。


本人も最後の最後までゴハンも食べれて満足だったのではないでしょうか。

1-IMG_20160215_174516
亡くなるわずか5日前のあつおくん……なんの変調もなかったのに。


本当に苦しまなかったんです。


先々週の今日は、まだ元気にご飯食べてたんですからね。


よほど、前世の行いが良かったんでしょうか?今頃は先に逝ったマリンちゃんやルナくんとも会っている頃でしょうかねぇ。


黒猫 ブログランキングへ


ワタクシ、いろんな宗教や歴史が好きで調べたりしますけど仏教の輪廻転生は信じていません。


生まれ変わってくるより、天国でのんびり平和に暮らして欲しいと思っています。


そこには、きっとソネブロの先輩にゃんこやわんこもみんな行っている事でしょう。


ブログを通じた縁できっと仲良くしていることだと思います。


ワタクシもまたあつおくんに会えるように悪いことをあんまりしないで天国に行けるように頑張りたいと思います。


それでは、みなさま、本当にありがとうございました。


あと、1回か2回、あつおくんの思い出を記事にさせていただいて、その後はいつも通りの「た~なみちゃん」に戻る予定です。


もうしばらくお付き合い下さいませ。


それでは、これからも宜しくお願いしますm(_ _)m

 


スポンサードリンク




タグ:あつお
nice!(95)  コメント(27)  トラックバック(0) 

nice! 95

コメント 27

ゆうのすけ

mitsuyaさん おかえりなさい。^^
最後の瞬間までは うちのしましまとホント同じでした。
私は 自宅の神棚とか仏壇に手を合わせていたんですけれどね。大きな息。。。そうでした。でも あつおくんの方が 2ヶ月記録更新になったんですよ!うちのは20歳と半年でしたから。^^うまく言葉には出来ませんが 私もいろんな方から 暖かい言葉をいただいてとても嬉しかったです。ぷちお返しまでに!^^;
たなみちゃんたちも ちょっと?!寂しいかなと思う時期があるかもしれませんが みんな一緒ですもんね。また バタバタ始まりますよ~っ!☆
by ゆうのすけ (2016-03-02 02:15) 

ひぐらし

生あるものはいずれこの世を去って逝く
自然の摂理とは言え残される者は堪えますよね><;
かける言葉がありませんm(__)m
by ひぐらし (2016-03-02 03:24) 

讃岐人

あつおくん、がんばったんですね。
先に天国でのんびりごはんでも食べながら、mitsuyaさんたちのことを眺めていますよ。やがて、いつか会えるその日まで。きっと。
by 讃岐人 (2016-03-02 05:55) 

green_blue_sky

今までずっとそばにいてくれたのですから、お別れは寂しかったでしょう。
あつおくんにとって猫生は幸せですよ。きっと天国で自慢話をしていることでしょう。
心の穴は大きいでしょう。心お察しします。
by green_blue_sky (2016-03-02 06:24) 

terrybear

心配してました
あつおくんいつもいつもみなさんと一緒ですよ
マミーも長男の時に病院内にあるチャペルに行って祈ってました
どうかどうか助かりますよにドナーが現れますようにって
聖書を読んでいました
長男が旅立った後でお友達から神様が必要とされたんだからねって言われてそうなのかしら?マミーだってまだまだそばにいて欲しかったのって思いましたよ
たくさんたくさん思い出してくださいね
by terrybear (2016-03-02 06:59) 

ぽちの輔

あつおくんを思い出して泣いちゃいましょう^^;
by ぽちの輔 (2016-03-02 07:09) 

デルフィー

流石あつおくん最後までらしく居られたんですね
最後の最後まで大切にされて幸せだったと思います
いつか会えるその時まで頑張っていきたいですね^^
by デルフィー (2016-03-02 07:22) 

YUTAじい

おはようございます。
改めて・・・
ご冥福お祈り致します。
by YUTAじい (2016-03-02 07:38) 

みぃにゃん

きっと神社でお祈りしたのが通じたのだと思います。
苦しまず天国へ行くことは此の世の最後の幸せだと。
いつもいるべき存在のあつおくんがいなくなるのは本当に悲しいとおもいます。いつもここに座っていたとか・・・いつもこうやっていたとか・・・。
思いますよね・・・。
今はまだ辛いかとおもいますが、いつかお空にむかってあつおくんと楽しく会話できますように・・・といっても私も同じ立場にいつかくるだろう時がきたら出来るかわかりませんが・・・。

by みぃにゃん (2016-03-02 07:47) 

そらまめ

今年に入ってあちこちで旅立つ猫さまの記事を目にします。
9年もブログを続けてると猫さまももう高齢化ですもんね。
先に旅立った猫さまたちで虹の橋はすでに賑わってるかも
しれません。
そこに着いたあつおくん。きっとみんなと楽しく
走り回ってるでしょうね。
たくさんあつおくんを思い出してあげてください。
by そらまめ (2016-03-02 08:30) 

りみこ

何度もコメントを書いたり消したりしつつ、自分がお嬢を見送った時のことを思い出したりしております。
mitsuyaさんや奥さまにとって一番良いとあつおくんが思う逝き方で旅だったのではないかと思います。
どんな時でもお別れは寂しく、後悔は常にあり続けますが、決してご自分を責めたりなどはなさいませんようにと切に願います。
たまに思い出して、楽しかったことを笑ってあげられる日はきっと来ます。
あつおくんはmitsuyaさんを笑顔にするためにそばに居てくれたのだと私は信じています。
by りみこ (2016-03-02 09:16) 

リュカ

苦しまなかった
それが本当に救いです。
あつおくん、おつかれさま^^
mitsuyaさんの愛情たくさんたくさん感じて旅立ったと思います。
最期の日の話は、やっぱりわたしもゆずのことを思い出して
読むのがつらかったけど、やっぱり看取ることができたっていうのは
本当に幸せなことだと思います(^^
by リュカ (2016-03-02 10:24) 

mayu

暫く更新がないので心配していました。いつかは別れが来ると解っていても、その時の衝撃、ダメージは計り知れないものがあります。この世の無常を感じずにはいられません。だからこそ、今日の日を大事にとも思います。
by mayu (2016-03-02 10:30) 

amaguri

最後に大きく息をするのはなぜでしょう?。
僕が飼っていた多くのネコちゃん達も大きく息を吐いた後天国に逝きました。
無駄とも思いながら鼻と口を塞ぐように息を吹きかけるのはなぜなのでしょう。
鼻水をたらし、口からよだれをたらしていてもそうするのは何故でしょう、それは単なるネコではなく家族だからです。
僕も過去に同じ事を何度も経験しています。
きっとあつおくんも最後に大好きな人の温かい息を感じながら逝けたのは幸せでしたね。
by amaguri (2016-03-02 11:48) 

toro

あつおくんは幸せな猫生だったと思います。楽しませてくれたり励まされたりしました。
あつおくんありがとう。
by toro (2016-03-02 11:48) 

ゆきち

mitsuyaさん、お帰りなさいませ。
あつおくん、最後まであつおくんらしく、この上なく幸せな猫生だったことは間違いありません。
でも・・その事実と大切な伴侶を失った苦しみは別ですよね。
悲しみが深いのは愛し愛された証、いいオッサンが情けないなどとおっしゃらずに、どうぞ今は大いに泣いてください。
パソコンの前で一緒にメソメソしているオッサン、オババンのソネブロガー、たくさんおりますからご安心を。
そしていつか、いつの日か、一緒に過ごした楽しい日々を心穏やかに懐かしめる日がやって来ますように。

by ゆきち (2016-03-02 12:12) 

さとみ

今仕事中に読んで涙が止まらなくなってしまって、
まずいです・・・

いつかはお別れが来ると思っていても
1分1秒でも一緒にいたいですものね。

あつおくん、うちのみーもそっちにいるから
仲良くしてあげてね(*^-^*)

by さとみ (2016-03-02 15:17) 

そらママ

あつおくん、最後まであつおくんらしく…幸せな猫生だったと
思います。あつおくんの事はいつまでも忘れません…
たなみちゃん達も淋しい事でしょうね~あつ屋での思い出も
たくさんありましたね~あつおくん、ありがとう…安らかに…
by そらママ (2016-03-02 15:24) 

藤並 海

あつおくんの様子を書いてくださってありがとうございます
読みながら涙がこぼれました
きっとmitsuyaさんもこの記事を書きながら
何度も涙を拭われたのだろうとお察しします

亡くなった方への一番の供養は
時々思い出して懐かしむことだと聞いたことがあります
あつおくんは、たくさん思い出を残してくれてますよね
思い出しては、懐かしんであげてください
泣いたって良いんですから
by 藤並 海 (2016-03-02 15:28) 

JUNJUN

お疲れ様でした。
おつらい別れだったと思います。
あつおくんが苦しまずにすんだのは、大きな救いですね。
きっと、天国で平和に暮らしていると思います。
by JUNJUN (2016-03-02 18:30) 

raomelon

あつおくん安らかに旅立ったのですね
クーも眠ったまま旅立ちました
最期の瞬間も一緒にいれたこと
安らかな旅立ちを見届けられたこと・・・救いになりました
今頃クーちゃんとも出会って仲良くしてるかな
あつおくんはいつも見守ってくれています
お辛いでしょうが残された者が元気を出さないとね
by raomelon (2016-03-02 19:56) 

sumi-cyan

あつおくん、苦しまずに安らかに
お空の向こうに逝っちゃったんですね。
かぐちゃんも穏やかに眠るように逝っちゃいました。
あつおくん、かぐちゃんと会ってるかなぁ?
by sumi-cyan (2016-03-02 20:52) 

ニッキー

いつか別れが来て見送るとわかっていても・・・それでもやっぱりずっと一緒にいてくれた相手を見送るのは胸が張り裂けそうに。。。

でもきっといつかあつおくんの優しさや可愛い仕草そしてたくさん笑わせてくれた幸せな想い出が溢れて「あつおくんは素晴らしいにゃんこだったねぇ」って笑顔で話せる日が来ます。
それまでは思いっきり泣いちゃってください。。。
by ニッキー (2016-03-02 21:12) 

yes_hama

読んでいるとmitsuyaさんのお気持ちが伝わってきて泣けます。。。
どうぞ、元気を出してください。
by yes_hama (2016-03-02 22:16) 

フヂ

苦しまずに旅立てたこと、
本当にホッとしました。
きっとあつおくんも、いつか
mituyaさんや奥さまに
また会えることを楽しみに
していると思います。
by フヂ (2016-03-02 22:24) 

溺愛猫的女人

こんばんは

あつおくん、虹の橋に着きましたか?
とらやジン、ピーちゃんや鷹男さま、龍馬くんもいます。
みんなで楽しく過ごしてください。
いつかきっと! また会おうね。
by 溺愛猫的女人 (2016-03-02 22:38) 

フロリダマナティー

あつお君、最後までご飯を食べて苦しまずに天国に逝けたこと、幸せだったと思います
私は子供の頃に自分が欲しくて飼ったワンコに学校や友人との遊びで責任を持たなかったことをずっと後悔しています
今はそのコを思い出しながらマヤちゃんの世話をしています
mitsuyaさんは仕事でお忙しい時に飼われていたニャンズの分まで、あつお君を可愛かったと思います
皆、きっと喜んでると思います

by フロリダマナティー (2016-03-03 14:22) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。